森野帆布は、日本の高い技術によって生み出された純日本製の最強の帆布です。
森野帆布船具工業所は1914年、大正3年に横浜で創業し、旧帝国海軍艦艇専用品の製作を手がけた歴史のある技術工業所です。
この生地は森野帆布独自の帆布で、ビニロンという日本開発の合成繊維で、現在も海上自衛隊の船舶やテントなどに採用されており「高強度・高弾性・低伸度・耐薬性・耐寒性・防水・防炎」という強い特性を持っています。
この帆布は、日本の高い技術によって生み出された純日本製の最強の帆布なのです。
※この商品は「森野帆布船具工業所特注艦船帆布4号」を使用しています。
<森野帆布船具工業所特注艦船帆布4号とは?>
森野帆布船具工業所特注艦船帆布4号は、森野帆布独自の帆布で、現在も海上自衛隊の船舶やテントに採用されており、極寒地にも堪えられる優れた耐寒性をもっています。
また、ビニロンという日本開発の合成繊維なので引張・引裂強度に優れており、森野帆布4号で引張強度タテ1520N/30mm、ヨコ1078.7N/30mm、また引裂強度に関しては、タテ78.4N、ヨコ88.2Nという高い強度を誇っています。
<森野帆布で鞄を創る>
「最強の強度を持つ素材で、強く美しい鞄を作りたい」
この生地は元来、船舶用に開発されたものであり、その堅牢さゆえに鞄の縫製には全く適していない「森野帆布」。
堅牢な素材をどう美しく見せるのか。
それは高度な技術を持つ、熟練の国内の職人が手掛けることが絶対に必要です。
その職人でさえ縫製がとにかく困難だと唸らせるほどの堅牢素材。それを丁寧に丁寧にこなすことで現在やっと少数ずつでの入荷が可能となっています。
しかしその努力があってこそ「最・強・美」という製品開発にこめられた願いが実現しているのです。